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ナゾラビアルファット除去とは
ナゾラビアルファット(nasolabial fat)とは、法令線の上に位置する脂肪で、法令線を深く・目立たせる原因となる脂肪です。この脂肪は頬の脂肪とは異なる浅い層の脂肪で、中顔面のボリュームが重く見える方や、頬骨下のくぼみ(中顔面の陰影)が気になる方に影響を与えることがあります。
ナゾラビアルファット除去とは、この脂肪をピンポイントで吸引することで、法令線の影を軽減し、頬下〜中顔面のボリュームをすっきり見せる施術です。構造的な原因にアプローチするため、ヒアルロン酸では改善しづらいタイプの法令線に有効です。
こんな方におすすめ
- 法令線が深く、年齢より老けて見える方
- 頬の上部がもたついてボリューミーに見える方
- ヒアルロン酸を入れても法令線が改善しにくい方
- メーラーファットやバッカルファット除去では効果が不十分だった方方
おすすめできる理由
- 法令線の原因に直結する脂肪へ直接アプローチできる
- ヒアルロン酸注入では対処が難しい“脂肪の重み”による影を改善
- 中顔面の凹凸のバランスが整い、頬全体を引き締めた印象を与える
当院のこだわり
適切な吸引量とデザインの見極め
ナゾラビアルファットの突出度、周囲の脂肪(メーラーファット・皮下脂肪)の厚みを総合的に評価し、除去が有効かどうかを正確に判断します。
他施術との組み合わせ
ヒアルロン酸注入、糸リフトなどの施術を併用することで、法令線をさらに薄くすることが可能。
施術方法
局所麻酔下にて、口角の目立たない部分に5mm程の小切開を加え、極細の吸引管でナゾラビアルファットを摘出します。左右差や周囲組織とのバランスを確認しながら、必要最小限の切除で自然な仕上がりに調整します。
治療の流れ
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01
カウンセリング・診察
顔の構造、脂肪の位置・量、皮膚の厚みを診察し、必要な除去部位を決定します。
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02
デザイン・マーキング
取りすぎによる凹みを防ぐため、適切な除去量をミリ単位で調整します。
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03
施術(局所麻酔または静脈麻酔)
麻酔後、口腔内または皮下から脂肪を丁寧に除去します。
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04
術後確認・ご帰宅
基本的に日帰りでご帰宅可能。内服薬や注意点をご説明します。
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05
経過診察(1週間後など)
腫れや感染がないかを確認し、必要に応じて処置を行います。
基本情報
- 所要時間
- 30〜60分程度(部位数により異なる)
- 麻酔
- 局所麻酔/静脈麻酔(希望に応じて)
- 通院
- 1回(術後1週間前後)
- 洗顔・シャワー
- 当日から可(長湯は2〜3日控える)
- メイク
- 当日から可(患部を避けて)
- 術後経過
- 腫れは術後3日目をピークに、1週間程度で徐々に改善します。内出血が出ることもありますが、約1〜2週間で落ち着きます。脂肪除去による輪郭の変化は1ヶ月ほどで安定し、3ヶ月後が完成イメージとなります。
料金表
- モニター価格
- ¥136,500
- 通常
- ¥195,000
※料金は全て税込価格です。
よくあるご質問
- Q 脂肪を取りすぎると頬がこけませんか?
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A
はい、過度に除去すると頬が痩けて老けた印象になるリスクがあります。当院では適量のみを除去し、自然な仕上がりを重視しています。
- Q 法令線が目立つだけならヒアルロン酸でもいいですか?
-
A
ヒアルロン酸は影を「埋める」治療ですが、ナゾラビアルファットは影の「原因」です。脂肪による構造的な下垂が強い場合は、ヒアルロン酸だけでは不十分なことがあります。
- Q 効果はどれくらい持続しますか?
-
A
一度除去した脂肪は基本的に再生しないため、効果は半永久的です。加齢による皮膚のたるみも予防することができます。
- Q 糸リフトやヒアルロン酸との併用はできますか?
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A
はい。脂肪除去に加えてリフトアップやヒアルロン酸注入を行うことで、ほうれい線のより大きな改善効果を得られます。