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ガミースマイル修正とは
ガミースマイルとは、笑ったときに上唇が過剰に引き上がり、歯ぐきが大きく露出してしまう状態を指します。歯ぐきの見え方は個人差がありますが、一般的に「上の歯ぐきが3mm以上見える状態」はガミースマイルとされ、コンプレックスに感じている方も少なくありません。
その原因は主に「上唇を持ち上げる筋肉の過活動」や、「上顎の歯ぐきの突出」「唇の薄さ・短さ」などがあり、当院ではその中でも、筋肉の引き上げを抑えることを目的とした粘膜切除法を採用しています。
粘膜切除法では、上唇の裏側にある粘膜の一部を切除し、縫合によって上唇が引き上がる範囲を制限します。これにより、笑ったときでも唇が上がりすぎず、自然な微笑みで歯ぐきの露出を抑えることができます。口元に自信を持ちたい方、笑顔の印象を明るく上品にしたい方におすすめの施術です。
こんな方におすすめ
- 笑うと歯ぐきが大きく見えてしまう方
- 人前で自然に笑うことに抵抗を感じる方
- 口元を上品で落ち着いた印象にしたい方
- 骨格や歯列矯正では対応しづらいガミースマイルを改善したい方
- ダウンタイムが比較的短く、傷が見えにくい方法を希望する方
おすすめできる理由
- 上唇の過度な引き上がりを抑え、歯ぐきの露出を自然に改善
- 裏側(粘膜側)からの処置で、外見に傷が残らない
- 骨を削るような侵襲的処置に比べ、身体への負担が少ない
- 日帰りで行える短時間の施術で、術後も比較的早く日常生活に復帰可能
- 表情筋のバランスを損なわず、自然な笑顔を保てる
施術方法
上唇の裏側の粘膜部分を帯状に切除し、上下の粘膜を縫合することで、上唇の可動域を制限します。これにより、笑ったときの上唇の引き上がりが物理的に抑制され、歯ぐきの露出が改善されます。
切除幅は5〜10mm前後が一般的ですが、表情や骨格に応じて個別に調整します。
表面に傷は残らず、口腔内粘膜のため治癒も早いのが特徴です。
治療の流れ
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01
カウンセリング・診察
笑顔時の歯ぐきの露出量、唇の動き、表情筋の働きなどを確認します。
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02
デザイン・切除幅の計画
過矯正にならないよう、患者様と相談しながら最適な切除幅を決定します。
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03
施術(局所麻酔)
上唇裏の粘膜を切除し、丁寧に縫合を行います。
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04
術後説明・ご帰宅
内服薬や術後ケアの説明を行い、当日ご帰宅いただけます。
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05
経過観察・必要に応じて抜糸(非吸収糸の場合)
吸収糸使用時は抜糸不要。気になる症状がある場合はご来院ください。
基本情報
- 所要時間
- 約30〜45分
- 麻酔
- 局所麻酔
- 通院
- 原則不要(吸収糸使用時)/非吸収糸の場合は約1週間後に抜糸
- 腫れ・内出血
- 口腔内のため軽度。2〜5日で改善傾向
- 洗顔・入浴
- 当日から可能(長湯・飲酒は控える)
- メイク
- 当日より可(口元を除く)
- 食事
- 当日は刺激物・熱いものを避け、柔らかいものから開始
- 術後経過
- 術後2〜3日は腫れや引きつり感があることがありますが、1週間ほどで落ち着きます。1ヶ月以内に自然な笑顔に馴染み、2〜3ヶ月で安定した仕上がりとなります。
料金表
- モニター価格
- ¥136,500
- 通常
- ¥195,000
※料金は全て税込価格です。
よくあるご質問
- Q 傷は外から見えますか?
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A
見えません。切開はすべて上唇の裏側の粘膜内で行うため、外見上の傷はゼロです。
- Q 笑ったときの自然さは保てますか?
-
A
はい。笑顔の印象を損なわないよう、自然な引き上がりを残す設計で行います。笑いにくくなる、表情が硬くなるといったことはありません。
- Q 効果はどれくらい持続しますか?
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A
粘膜切除による変化は半永久的です。筋肉を操作しないため、将来的に表情筋が弱くなっても効果が過度に変化することはありません。
- Q 他の施術と同時にできますか?
-
A
はい。人中短縮、口角挙上、ボトックス注射などと同時に行うことで、より美しくバランスの取れた口元に仕上げることが可能です。